マンション管理組合が知っておきたい防水工事の流れ

マンションの維持管理において、防水工事や屋上防水は欠かせない重要な施工です。
しかし、管理組合の立場からすると工事の流れや確認すべきポイントが分かりにくいことも多いのではないでしょうか？
株式会社柿元工業は大阪府茨木市を拠点に、摂津市や吹田市を含む近畿一円で防水工事や外壁補修を行っています。
ここでは、管理組合が知っておくべき防水工事の流れについて整理し、工事を進めるうえで役立つ視点をご紹介します。

事前調査と計画の立案

防水工事を始める前に欠かせないのが現地調査です。
屋上やバルコニーなど対象部分の状態を確認し、劣化の程度や補修の必要性を洗い出します。
その結果を基に、どの工法を採用するか、工期はどの程度かなど具体的な計画を立案します。
管理組合は、この段階で業者からの説明をしっかり受け、住民への説明資料として活用できるよう整理しておくことが重要です。
また、工事中の騒音や使用制限など住民への影響についても事前に共有する必要があります。

工事内容の合意と契約

調査結果と提案をもとに、管理組合内で合意形成を図ります。
防水工事は長期的な維持に直結するため、費用や工法だけでなく保証内容やアフターフォローの有無まで含めて検討することが欠かせません。
合意が得られたら正式に契約を結び、施工スケジュールを決定します。
この段階で、万が一トラブルが発生した際の対応手順や連絡体制についても明確にしておくと安心です。
弊社では窓口から施工、アフターフォローまで自社で一貫対応しており、発注者の不安を解消できる体制を整えています。

施工の進行と管理

工事が始まると、まずは古い防水層の撤去や下地の補修が行われます。
その後、新しい防水層を施工し、仕上げ作業へと進みます。
施工中は管理組合が業者と連絡を取りながら進捗を把握し、住民から寄せられる質問や要望にも対応する必要があります。
工事の進行に合わせて報告書や写真を提出する施工会社も多く、これらを活用することで管理組合としての説明責任を果たすことができます。

完了検査と引き渡し

工事が完了すると、施工会社と管理組合で検査を行います。
防水層に浮きや不具合がないか、施工範囲が契約通りかなどを確認します。
検査に合格すると正式に引き渡しとなり、保証書や施工報告書が手渡されます。
管理組合はこれらの書類を大切に保管し、将来の修繕や点検の参考にすることが求められます。

アフターフォローと定期点検

防水工事は施工が完了して終わりではなく、アフターフォローや定期点検によって本来の効果が長く保たれます。
保証内容に応じて、数年ごとに点検を実施することで小さな不具合を早期に発見し、大規模な修繕を防ぐことが可能です。
弊社では窓口から施工、アフターフォローまで一貫して対応しており、発注者に安心いただける体制を整えています。
お見積もりやご相談は無料ですので、工事をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

防水工事の流れを理解しておくことは、管理組合として工事を円滑に進めるための基盤になります。
信頼できる施工会社と連携しながら、計画的な建物維持を実現しましょう！